2009年 09月 23日
『マルタのやさしい刺繍』 DVD |
うんと若い頃
目の前には目標がたくさんあった。
あの学校に入りたい
こんな仕事をしたい
この人と結婚したい
こんな風に暮らしたい
それらをひとつひとつクリアするたび
向かっていく、その先がなんだかわからなくなってきて
役割としての自分の存在と周囲に折り合いをつけ
日々、生活という当たり前を淡々とこなす。
そこに何があるのかというと
簡単には答えられない。
「生きがい」なんて言葉はみつからない。
夫に先立たれた80歳のマルタが若い頃の夢だったランジェリーショップを開店する。
お店を開くまでも、その後もいろんなことが起きるんだけど
最後にマルタは人々に向かって「生きがいなの!」と叫ぶ。
生きてるかいもない、じゃなくて
それがあるから生きていられる。
そう変化できた80歳。
私はこの先そういうものが見つけられるだろうか。
つらい言葉、つらい現実。
なのに80歳が受けて立っているから
ゆったりとしていて考える時間がある。
年齢を重ねるってあわてなくなっていい。
あわてるといいことひとつもないって私の好きな言葉が証明されたよう。
☆☆☆☆
目の前には目標がたくさんあった。
あの学校に入りたい
こんな仕事をしたい
この人と結婚したい
こんな風に暮らしたい
それらをひとつひとつクリアするたび
向かっていく、その先がなんだかわからなくなってきて
役割としての自分の存在と周囲に折り合いをつけ
日々、生活という当たり前を淡々とこなす。
そこに何があるのかというと
簡単には答えられない。
「生きがい」なんて言葉はみつからない。
夫に先立たれた80歳のマルタが若い頃の夢だったランジェリーショップを開店する。
お店を開くまでも、その後もいろんなことが起きるんだけど
最後にマルタは人々に向かって「生きがいなの!」と叫ぶ。
生きてるかいもない、じゃなくて
それがあるから生きていられる。
そう変化できた80歳。
私はこの先そういうものが見つけられるだろうか。
つらい言葉、つらい現実。
なのに80歳が受けて立っているから
ゆったりとしていて考える時間がある。
年齢を重ねるってあわてなくなっていい。
あわてるといいことひとつもないって私の好きな言葉が証明されたよう。
☆☆☆☆
by kiharu-k
| 2009-09-23 20:06
| 映画