2007年 07月 30日
風に追われて雲が去っていく |
小2までは曾祖母や祖父母と田舎の家で育った。
その後、父の自営業の関係で仕事場事務所の2階に住むことになった。
私はたびたび祖母の家に寝泊りしていたので
机こそこたつだったりしたけれど
着替えのタンスもみんな祖母宅にあった。
そこで食べる夕食はかまどで炊いたご飯に
美味しい糠漬け、金山時味噌、刺身で充分なご馳走だった。
母はたいへんに忙しい人で
仕事を終えて30分程で食事を作った。
その時代のことなので素材からの手作り
ナントカの素は使ってなかったと思う。
30分という時間から焼く、揚げるが多かった。
今、普通の人が普通の晩御飯を作るブログを読んでいて
じっくりと煮込んだ料理とか、粉をこねて焼きましたというような
そういう料理に向き合える時間があるということと
そういうものを食べられる家族がいるのが羨ましい。
とにかく手早くが私の日常。
もっといろんな材料で、さまざまな調理法で、と思うだけで
同じようなものしか作ってない。
自分が育ってきた家、食べてきたもの、それは習慣。
料理するということが手早く作るということになっている。
チーズケーキだって私のレシピはミキサーに全ての材料をいれてガーっと混ぜ
それをテーブルにそのまま出せるパイレックスのトレーに入れて焼く。
もっとやり方があるだろうに。
カトウさんの伝票の文字数字が読みにくいと副店長から言われた。
ものすごいスピードで書くそれらは確かに読みにくい。
「早く書くことしかできなくなっちゃったのよ」とカトウさんが言う。
仕事がたくさんあるから伝票などじっくり書いている時間はない。
それが習慣になってしまったというのがとてもよくわかる。
どこかで変わりたいけれど
たぶん難しい。
時間があってもなくても料理は手早く作るもの。
伝票はものすごいスピードで書くもの。
そういうものになってしまうと難しい。
本日の一曲
虹をわたる平和がきた / Chara
なんか出てきた。
その後、父の自営業の関係で仕事場事務所の2階に住むことになった。
私はたびたび祖母の家に寝泊りしていたので
机こそこたつだったりしたけれど
着替えのタンスもみんな祖母宅にあった。
そこで食べる夕食はかまどで炊いたご飯に
美味しい糠漬け、金山時味噌、刺身で充分なご馳走だった。
母はたいへんに忙しい人で
仕事を終えて30分程で食事を作った。
その時代のことなので素材からの手作り
ナントカの素は使ってなかったと思う。
30分という時間から焼く、揚げるが多かった。
今、普通の人が普通の晩御飯を作るブログを読んでいて
じっくりと煮込んだ料理とか、粉をこねて焼きましたというような
そういう料理に向き合える時間があるということと
そういうものを食べられる家族がいるのが羨ましい。
とにかく手早くが私の日常。
もっといろんな材料で、さまざまな調理法で、と思うだけで
同じようなものしか作ってない。
自分が育ってきた家、食べてきたもの、それは習慣。
料理するということが手早く作るということになっている。
チーズケーキだって私のレシピはミキサーに全ての材料をいれてガーっと混ぜ
それをテーブルにそのまま出せるパイレックスのトレーに入れて焼く。
もっとやり方があるだろうに。
カトウさんの伝票の文字数字が読みにくいと副店長から言われた。
ものすごいスピードで書くそれらは確かに読みにくい。
「早く書くことしかできなくなっちゃったのよ」とカトウさんが言う。
仕事がたくさんあるから伝票などじっくり書いている時間はない。
それが習慣になってしまったというのがとてもよくわかる。
どこかで変わりたいけれど
たぶん難しい。
時間があってもなくても料理は手早く作るもの。
伝票はものすごいスピードで書くもの。
そういうものになってしまうと難しい。
本日の一曲
虹をわたる平和がきた / Chara
なんか出てきた。
by kiharu-k
| 2007-07-30 20:49
| 考える