2009年 11月 18日
ネパールの母親 |
ネパールでのお話。
ネパールは今でも西洋医学を学んだ医者が
人口2万人に一人くらいの割合でしかいない国。
ある日、診療所にひとりの母親が脚が痛いとやってきた。
それを診た医者が
「これは切らないと命を落とします」というと
「脚を切るくらいなら、死んだ方がいいです」と拒む母親。
医者は「切らないと死にます」と強く勧めましたが
母親は
「私には子どもがたくさんいます。
脚が不自由になったら働けなくなり
しかも家族が私の面倒をみなくてはならなくなったら
みんな食べられなくなるでしょう。
わたしが死んで夫が元気な奥さんをもらえば家族は食べていけます」
豊かな社会では自分一人で好き勝手に生きていけるが
そうでない社会ではまわりとの結びつきが強くないと生きていけない。
あとの人が生きていくために自分を犠牲にすることもある。
そういう文章を読んだ。
野生動物に近いと思った。
好きな職業、待遇を選んで自分の思うように生きていく人がいる。
制約の中で自分の役割をまっとうし
仕事を選び働き、生きていく人もいる。
どちらがいいとは云わない。
後者の私はこのネパールの母親の話を読んで勇気をもらった。
ドイツ人からもらったシュトーレン
クリスマスに食べる習慣がないので、どんどんカットして食べちゃってる
あまーいよ
ネパールは今でも西洋医学を学んだ医者が
人口2万人に一人くらいの割合でしかいない国。
ある日、診療所にひとりの母親が脚が痛いとやってきた。
それを診た医者が
「これは切らないと命を落とします」というと
「脚を切るくらいなら、死んだ方がいいです」と拒む母親。
医者は「切らないと死にます」と強く勧めましたが
母親は
「私には子どもがたくさんいます。
脚が不自由になったら働けなくなり
しかも家族が私の面倒をみなくてはならなくなったら
みんな食べられなくなるでしょう。
わたしが死んで夫が元気な奥さんをもらえば家族は食べていけます」
豊かな社会では自分一人で好き勝手に生きていけるが
そうでない社会ではまわりとの結びつきが強くないと生きていけない。
あとの人が生きていくために自分を犠牲にすることもある。
そういう文章を読んだ。
野生動物に近いと思った。
好きな職業、待遇を選んで自分の思うように生きていく人がいる。
制約の中で自分の役割をまっとうし
仕事を選び働き、生きていく人もいる。
どちらがいいとは云わない。
後者の私はこのネパールの母親の話を読んで勇気をもらった。
ドイツ人からもらったシュトーレン
クリスマスに食べる習慣がないので、どんどんカットして食べちゃってる
あまーいよ
by kiharu-k
| 2009-11-18 20:20
| 本